魔術師見習いのノート

プロフィール

魔術師見習い
Author魔術師見習い-_-.
Twitter魔術師見習い

コンピュータ関係のメモを主に書きます.

MENU

Androidアプリ生成 -Hello, World!-

投稿日:
タグ:

目次

本稿はEclipseでAndroidアプリンをクロス開発し,Android端末で動かすまでの話のメモである.

Androidアプリ プロジェクトの立ち上げ

名前と各種APIのバージョンの設定

はじめに,アプリケーション名とプロジェクト名,パッケージ名,各種APIのバージョンを指定.

プロジェクト名は標準ではアプリケーション名と同じ名前を付けられる.各種APIは作成するアプリケーションがどのAndroid OSを対象としたものかを指定する.これはAndroid OS毎に対応するAPIが違うためである.

次に進むとこのような画面が表示される.

この画面は標準設定のまま次に進むことができる.

ここではプロジェクトで使用するファイルのパスやアクティビティを生成するか否かを指定する.アクティビティについての詳細は後述する.

アイコンの設定

次に進むと,アプリケーションのアイコンの設定を行う.アイコンには画像やテキスト,マークなどを使用でき,背景色やテキストやマークの色を指定できる.

アクティビティの設定

最後にアクティビティの設定を行う.アクティビティとは画面の土台のようなものである(正しくは画面だけを管理する訳ではない).アプリケーションは1つ以上のアクティビティによって構成される.Androidアプリは基本的にアクティビティに対してボタンや画像などのウィジェットを追加してくことで作成する.

アクティビティの設定には2段階ある.まず1段階目はテンプレートの選択である.

ADTでは,いくつかのアクティビティのテンプレートが用意されている.テンプレートを使用しない場合,アクティビティを生成しないようにチェックを外すか,選択したテンプレートから余計なコードを消せば良い.
Blank Activity右上のメニューとテキストだけが表示されているテンプレート
Fullscreen Activityメイン画面にタッチするとメニューが隠れて全画面表示になるテンプレート
Master/Detail Flow左側に見出しがあり,それを選択すると右側の画面が変化するテンプレート

次に進むと,アクティビティの名前やレイアウトの名前を指定する.

"Blank Activity"の場合,さらに細かく設定できる.選択肢には次のようなものがある.
  • None
  • Fixed Tabs + Swipe
  • Scrollable Tabs + Swipe
  • Dropdown
これらの詳細については本稿では言及しない.

全ての設定が完了したら,[Finish]をクリックすることでプロジェクトのひな形が生成される.


アプリケーションの実行

本稿では内容の変更については言及しない.生成されたアプリケーションは次のようにして実行する.

  1. [Run]を選択.
  2. [Run]を選択.
  3. "Android APlication"を選択.
  4. [OK]を選択.
  5. 実行するデバイスを選択.
  6. [OK]を選択.
この例では実行するデバイスが1つしかないが,エミュレータを生成すると更に選択肢が増える.

実行画面を以下に示す.

一覧